今回は、私がドイツでワーホリから就職に切り替えるときに、保険の制度の違いでめちゃくちゃ戸惑った話です。
ワーホリビザを申請したとき、私は「滞在期間をカバーする保険が必要」と言われたので、旅行者向けのドイツの保険 『ADVIGON』 に加入しました。
そのおかげでビザ審査もスムーズに進み、無事にワーホリ生活をスタート。
ところが最近、ありがたいことにドイツで働ける場所が見つかり、就職のための手続きを進めていたところ、担当者からこんな返信が。
「就職するなら公的保険に加入してください。」
え、公的保険…?私の頭の中は「???」でいっぱいに。
調べてみると、ワーホリ申請時に加入していたのは プライベート保険(PKV)。
ニュージーランドやオーストラリアのワーホリでは公的保険加入が必須じゃなかったので、余計に混乱しました。
そこから急いで調べまくり、最終的に TK(Techniker Krankenkasse) という公的保険に加入することに。
この経験から、
「公的保険とプライベート保険って何が違うの?」
「なんでワーホリと就職で必要な保険が変わるの?」
と疑問を持つ人は多いんじゃないかなと思いました。
この記事では、私の体験談を交えながら、ドイツの医療保険制度をわかりやすくまとめます。
ドイツの医療保険制度の全体像
ドイツでは 医療保険への加入が義務。
そして保険は大きく分けてこの2つ。
- 公的保険(GKV)
- プライベート保険(PKV)
どちらかには必ず加入しなければならず、
就労形態・収入・滞在目的によって加入できる保険が変わります。
まずはこの2つの違いを押さえておくのが大事。
公的保険(GKV)とは?
ドイツで働く人のほどんどが加入するのがこの公的保険。
日本でいう「国民健康保険」や「社会保険」にあたります。
公的保険の特徴
- 保険料は収入に比例
→収入が高いほど保険料も上がる仕組み。 - 家族の扶養が無料
→配偶者や子どもを追加料金なしで加入できる。 - 加入者が多く制度が安定している
- どの保険会社でもカバー内容はほぼ同じ
→TK、AOK、DAKなどがあるけど、基本は共通。
公的保険に加入する人
- ドイツで雇用契約を結ぶ人(正社員・パート)
- 大学生・専門学生
- 一定収入以下のフリーランス
- ワーホリでも希望すれば加入可能(ただし一般的ではない)
プライベート保険(PKV)とは?
ワーホリや語学学生がよく加入するのがこちら。
プライベート保険の特徴
- 保険料は年齢・健康状態・プランで決まる
- 若い人は比較的安いことが多い
- 手厚いプランもある
- 扶養制度なし(家族は別料金)
- 就職時には公的保険が必要になることが多い
プライベート保険に加入する人
- ワーホリ
- 語学学生
- 高収入のフリーランス
- 年収が一定以上の会社員(ただし日本人は慎重に)
ワーホリのビザ申請では
「滞在期間をカバーする保険」 があればOKで、公的保険である必要はありません。
そのため、プライベート保険が一般的なんです。
なぜワーホリはプライベート保険でOKなのに、就職すると公的保険が必要なのか。
ここが一番ややこしいポイント。
- 就職 → ドイツの社会保険制度に加入する義務が発生
→給与から保険料を天引きするため、公的保険が必要
つまり、
ワーホリ → 就職 のタイミングで保険の切り替えが必要 なんです。
私もこの仕組みを知らず、就職先から言われて初めて知りました。
「え、今の保険じゃダメなの?」と焦ったのを今でも覚えています。
TK(Techniker Krankenkasse)に加入した理由と手続き
最終的に私が選んだのは、ドイツで人気の高い公的保険 TK。
TKを選んだ理由
- 英語対応がしっかりしている
- 加入手続きがオンラインで完結
- 評判が良く、外国人にも使いやすい
- パートナーもTKを使っていた
加入に必要だったもの
- パスポート
- 納税者番号(Steueridentifikationsnummer)
加入の流れ(私の場合)
- 1週間以内に保険番号(Versicherungsnummer)が郵送で届く
- 数週間後に保険証(eGK)が届く
※住所確認のため電話が必要(英語OK)
加入後は、病院で保険証を見せるだけで診察が受けられます。
まとめ:状況によって必要なん保険はかわる
- 就職 → 公的保険が必須
- 国によって制度が違うので混乱しやすい
- でも仕組みを知ればスムーズに切り替えられる
私自身、ワーホリから就職に切り替わるタイミングでかなり焦りましたが、
今では「ドイツの保険制度ってこういう仕組みなんだ」と理解できました。
ニュージーランドとオーストラリアワーホリの後だったのでかなり混乱しましたが、冷静になって考えると日本の仕組みとかなり似ていると感じました。
この記事が、これからドイツで働く人やワーホリを考えている人の参考になれば嬉しいです。



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